「どうしても結婚できない人の為の婚活塾」
婚活でのお困りごとを解決に導く結婚相談所
Jun marriage婚活カウンセラーの泉です。
今回は、会話に困らない方法についてです。
- 「お見合いが組めてもなかなか交際成立にならない」理由
- お見合いでの会話で正解と不正解を考えてはいけない
- 当たり障りのない会話はお見合いで1時間もたない
目次
お見合いでの会話はなんのために必要なのでしょうか?
会話が苦手な方ほど、会話の中で正解と不正解を考えてしまう方が多いです。
意識的ではなく、無意識な場合が多いため、なかなか厄介です。
「会話に正解と不正解がある」と思っている方は、「失敗したくない」という気持ちが強い方です。
そのため、白黒はっきりしない当たり障りのない会話を続けてしまう傾向があります。
失敗したくないから、当たり障りのない会話しか出来ないとも言えます。
他の結婚相談所から当結婚相談所に移籍された会員さんから「今まで当たり障りのない会話をしていることに気づかなかった」とお伺いしたことがあります。
自分では会話をしているつもりが、相手には全く伝わらない当たり障りのない会話になっていた…。
実はこんな婚活男性は、とても多いです!
「お見合いでは当たり障りのない会話の中から、何とかして相手の情報を得よう」
このような、情報収集だけを目的とした会話をしていると、ほとんどの場合交際NGとなります。
なぜなら、女性が求めているのは、「楽しい男性」だからです。
「楽しい男性」と言っても、お笑い芸人さんのような、笑いのプロを求めているわけではありません。
共通の話題があった時に、一緒に笑いあったり楽しんだりできる男性に対して、女性は「この人といると楽しい」と感じるのです。
つまり、お見合いでの会話の中に、「一緒に笑いあったり楽しんだりできる会話」が必要不可欠なのです。
会話が苦手なあなたは、お見合いでの会話の目的が「無言の時間を作らない」ためだけになっている場合があります。
そのためにいくらネットで頑張って情報収集しようとしても、無駄な努力になってしまいます。
「無言にならなければ会話は自然と続く」といったイメージを作っている方もいらっしゃるのですが・・
無言になってしまう原因を理解することも大事です。
相手の答えや反応を期待する質問はやめてみましょう
では、無言になってしまう例を挙げてみましょう。
・天気の話
→会話の導入に天気の話題はよく使いますよね。
それ自体は全く問題ありません。
問題なのは、質問の仕方です。
あなた「今日は寒いですよね」
お相手「そうですね。。寒いですね」
…シーン
あなた「今日はだいぶ、暖かいですね。2月も、もう終わりですね!」
お相手「そうですね、早いですよね、なんだかあっという間でしたね」
あなた「そうですね、あっという間でしたね」
…シーン
・微妙な間が続き、何か言わないと!と焦る状況が続くため、別の話題を振る。
あなた「そういえば、○○さんはプロフィールに●●と書いてありましたが□□は行かれるのですか?」
お相手「はい、行きます」
あなた「そうなんですね」
…シーン
このような会話が続いてしまうと、焦ってしまいますよね。
焦るあなたは、「何か次の質問をしないと!」と、常に頭がグルグル回ってしまいます。
なぜこのような状況が起こってしまうのでしょうか?
その原因は、あなたが相手に対して「何か反応が返ってくるだろう」と無意識に期待しているからです
次の会話を広げようとするイメージもないまま、「きっと何か反応してくれるだろう」という期待をしてしまっているのです。
その結果、「そうですね」という回答や、次の会話につながるような反応がないと、途端に会話が止まってしまうのです。
あなたは余計に焦ってしまい、その焦りがお見合い相手にも伝わる…。
このような、非常に良くない状況を引き起こしてしまうのです。
会話の無言を阻止するには、相手の答えや反応を期待する質問をやめてみること
会話を続けるには自己開示が必要
会話を続けるためには、まずは相手の反応をもらうことが必要になります。
それには、自分の話をしてみることが一番です。
よく、
- 男性が自分の話ばかりしてはダメ
- 女性に合わせて会話をすることが大事
- 女性に話してもらう会話が大事
このようなことが言われます。
これは、そもそもある程度の会話が出来る方に対しての内容です。
女性との会話が苦手な方には該当しません。
普段から会話が苦手なあなたは、まずは自分の話をしてみることが必要になるのです。
【自分の話をしてみる】=【自己開示】というイメージを持ってみてください。
会話を盛り上げるテクニックの一つに「○○の時、△△をする」というものがあります。
これをやれば、天気の話でも盛り上げることが可能になります。
秘訣としては、まずあなたの情報と行動を伝えて、自分がどんな人なのか伝えてしまうことです。
これで、ただの天気の話でも楽しい会話になるのです。
相手がリアクションを取りやすい状態を作ればいいのです。
【実例】こんな会話をすれば会話は続く
例をあげてみましょう!
あなた「今日は曇り空ですが、なんとなく1日天気が持ちそうでよかったですね」
お相手「はい、傘がいらなくてよかったです」
あなた「あ、でももし雨が降ったら困るので。。一応カバンには折り畳み傘入れておきました^^」
お相手「そうなんですね」
あなた「僕は、折り畳み傘は持つタイプなのですが、○○さんはお天気が悪い時はどうされますか?」
お相手「私も折り畳み傘を持つタイプです。天気悪い時は心配ですし、濡れたくないですよね」
あなた「そうなんですね、僕も同じです。この時期なので体調面も気になりますしね。○○さんは健康管理とか気をつけるタイプですか?」
お相手「実はあまりそこまで気をつけてなくて・・時々ぐらいです」
あなた「そうなんですね。あまり気を遣ってやっても疲れてしまいますよね。時々というのは、どんな感じなのか聞いてもいいですか?」
というように、会話を続けられることが可能なのです!!
この例の場合、自己開示をしていますよね。
「自分は天気が悪そうなとき、折り畳み傘を持つ」
まずこの自己開示によって、お相手も折り畳み傘を持つことが分かりました。
濡れたくないから、という理由も引き出せました。
自己開示をしたことによって、濡れたくないという理由から体調面を気にする話にもっていくことができました。
お相手への質問の内容が深まったのです。
これが会話の深堀りです。
※こちらの動画でもこの内容をご紹介しています♪
【Youtube動画泉の婚活恋愛塾では一部バラエティ要素を含んだ内容となっております】
お見合いの会話のゴールは自分で決めることが大事
例に挙げたように、いつも上手く行くとは限りません。
ですが、上手く行くイメージを持つことは大事です。
上手く行くイメージを持つためには、お見合いでの会話のゴールを自分で決めることが大事です。
つまり、ある程度のシミュレーションは必要だということです。
そのためにも、まずはお相手のプロフィールはしっかり読みましょう。
とはいえ、約1時間のお見合い内容をすべてシミュレーションすることは困難ですよね。
あまりに細かいシミュレーションを作りすぎると、上手く行かない時に焦ってしまうことになります。
ある程度というくらいにしておきましょう。
大事なのは、自分の主張を作っておくことです。
会話は自然にうまくなることはありません。
実は会話が上手な人ほど「今日はこれを言おう」「この話を伝えよう」「これだけは聞こう」と、ある程度は心に決めているものです。
それを何度もやっていくうちに、会話上手になっていくのです。
先に例に挙げた、天気の話で再度考えてみましょう。
・天気が悪い時→自分は折り畳み傘を持つ派だ
・今日は寒いですよね、という話題を振る時→自分は寒いのが苦手だ、ということを言おう
このような簡単なところから始めてみましょう。
それをやってみることで、自分はこういう時どういう派なんだろう?という疑問が自然と出てくるのです。
会話が上手な人というのは、相手に合わせるのが上手いだけの人ではないのです。
「自分は○○の時、△△をする」ということを、相手にさりげなく伝えられる、話上手な人ということになります。
なんでもかんでも相手に話を合わせる、共感するということには無理が生じるものです。
自分が共感できないことにも無理に共感しようとしてしまうと、いかにも不自然になってしまいます。
そこに女性は違和感を感じてしまうという流れなのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
女性が求めているのは、「一緒にいて楽しい男性」です。
「楽しい男性」というのは、お笑い芸人のような笑いのプロを求めているわけではありません。
共通の話題があった時に、一緒に笑いあったり楽しんだりできる男性に対して、女性は「この人といると楽しい」と感じます。
お見合いの会話で「一緒に笑いあったり楽しんだりできる会話」は、情報収集が目的の会話では出来ません。
自己開示をすることで、結果としてお相手の情報収集もすることができます。
ですが、それよりももっと必要なのは、「一緒に笑いあったり楽しんだりできる会話」つまり、お相手との共同作業です。
女性は、お相手を共同作業が出来そうな人だと認識しなければ、自分の話はしようとしない方が多いです。
「自分の話はしようとせずに、女性の話を聞こう」というのは、まずは女性との共同作業ができる男性になってから、はじめて出来ることなのです。