「どうしても結婚できない人の為の婚活塾」
婚活でのお困りごとを解決に導く結婚相談所
Jun marriage婚活カウンセラーの泉です。
今回のお話は「婚活女性が求めているのは、気遣いではなく褒め言葉」という内容です。
目次
婚活で必要なのは、交際相手への気遣いではない
よく【女性に対して気遣いができる男性はモテる】と言われます。
例えば下記のようなことは、誰もが見かけたことがあるような【モテ・テクニック】ではないでしょうか?
- お見合いやデートでスマートに上座の席に案内をする
- デート前日に「明日は○○さんにお会いできるのを楽しみにしています」と短めなLINEを送る
- 女性のお洒落を褒める「服装が素敵ですね」「髪が長くてきれいですね」
- お手洗いに行くタイミングを作ってあげる(トイレに行きたくても我慢している女性もいます)
- お会計をスマートにしている(女性がトイレに立った時や自分がトイレに行くふりをして支払う)
- 帰り際、「夜道が暗いので気をつけてください」というような気遣いの言葉をかける
そうです!
これを頑張ってやっているのに・・
なぜ交際が終了してしまうのですか?
自分の何がいけないのかわからないです!
そうなんですよね・・
頑張ってやっていても成果が出ないのは、本当に苦しいと思います。
ですが・・
実は、「頑張ってやっている」という気持ちが交際終了になってしまう原因なんです!
頑張った気遣いは、いくらやっても伝わらない
【頑張ってやっている気遣い】というのは、あなたが【無理をしている】ということなのです。
つまり、ずっとその無理が続けば、気持ちは疲弊してしまいます。
【頑張ってやっている気遣い】で、結果が伴わないと、精神的にも追い詰められていくのです。
そもそも、なぜ【気遣いを頑張る】のでしょうか?
「これをやらないと、相手から嫌われてしまう」という気持ちが強い方にその傾向がみられます。
つまり【嫌われないための行為】として、お相手への気遣いをしているのです。
【嫌われないための行為】とは・・「自分を守りたい」という気持ちが強いのです。
「失敗したらあとがない」という気持ちや「これで交際終了になったらまた最初からやり直しをしなければいけない」といった気持ちですね。
こういった行為には【自分を偽って、相手に合わせてしまっている】部分もあるものです。
これでは精神的に追い詰められるばかりですよね。
「こんな状況での気遣いが、交際相手の女性に伝わるのか」と考えてみてください。
【不自然な頑張り】になっていると、もはや【相手への気遣い】とも言えない状況になっている可能性があります。
婚活女性が求めているのは自分への関心
婚活女性が本当にお相手に求めているのは、気遣いではありません。
気遣いというのは、ある意味お約束になっています。
お約束になっていることを、恋愛が苦手で女性との交際に不慣れな男性がやっても、ただただ不自然な行為になってしまうのです。
それでは、どうすればよいのでしょうか?
婚活女性が求めているのは、【自分への関心があるか】です。
これがどういうことか、分かりますか?
以下でさらに詳しく解説していきます。
気の利いた言葉は必要ない
愛情のある言葉というと、変に気の利いた言葉を想像してしまうかもしれませんが、そうではありません。
実は、ほとんどの方ができていない単純な言葉があります。
とても単純な言葉なので是非使ってみましょう。
お相手の女性の名前を会話に使う
これができていない男性は、意外に多いです。
会話の中で、お相手に何かを聞く際に「○○さんは、△△なんですか?」という言葉を使っていますか?
会話が苦手で、女性との交際に不慣れな男性は、女性に対して何かを聞く際に、「○○さんは・・」という言葉が使うことが出来ていません。
女性は、「○○さんは・・」という言葉を使ってもらえるだけで、「自分に対して聞いてくれているんだな」という気持ちが芽生えてきます。
「自分の話を聞いてもらえている」「自分に興味をもってくれている」と思う気持ちが出てくるのです。
「そうですか・・」「へえ・・」といった、相槌だけで終わっている
女性がちゃんと話をしているのに、婚活男性がスルーをしていることがあります。
例えば・・
最近、暑いですよね。
暑さ対策とは何かされていますか?
暑いですよね。
暑さ対策といえば・・先日かき氷を食べました♪
「そうですか・・」
「へえ・・」
しばらく、間があり。。。。
「かき氷、コンビニのですか?」
うーん・・
これでは、女性がせっかく話してくれた言葉に、スルーしてしまっていますね。
ここでのポイントは、以下になります。
・お相手に対して、すぐに反応ができなかったということ
・せっかくかき氷の話をしているのに、女性を気持ちよくする言葉が入っていない
婚活女性の大事な発言をスルーしているケースが多い
女性が返してくれた言葉に対して反応が薄いようでは、女性はこのような気持ちになってしまいます。
- 話したことがこの男性には伝わらなかったのかな・・
- なんか、まずいことを言ってしまったのかな・・
- かき氷のイメージなかったのかな・・
- かき氷、美味しいんだけど嫌いなのかな・・
- 他の暑さ対策を言えばよかった・・
というように・・
自分ではそんなつもりはなくても、お相手を追い詰めてしまっている可能性があるのです。
会話の中に、「そうですか・・」「へえ・・」というような言葉を出さないことを徹底しましょう。
ここでの回答としては、「そうなんですね!かき氷いいですね。」「美味しそうです」「どんなかき氷だったのですか?」というような返しが必要になってきます。
愛情のある言葉とはどんな言葉?
お約束のようなマニュアル通りの気遣いをする前に、会話の中で、あなたが無意識に女性の言葉をスルーしてしまっていることに気づいて頂けましたか?
実際に、当結婚相談所で活動を頑張っている会員さんにも、女性が話している言葉に全く気づかずにスルーしてしまっていることが多くあります。
「かき氷を食べた」という情報を聞けたのであれば、自分がかき氷に興味がなかったとしても、「何味のかき氷が好きなのか?」「冷たい食べ物が好きなのか?」など、いろいろな情報を聞き出すことが可能なのです。
情報を聞き出していく中で、次回につながる言葉が本来は出てこなければいけません。
例えば
- 「今度かき氷食べに行ってみたいですね」
- 「僕もかき氷食べたくなってきたので、今度食べてみますね」
- 「夏は暑くて苦手ですが、○○さんのかき氷の話を聞いていたら涼めました」
というように、かき氷の話をしてくれたことへの心地よい返しをすることが、女性が求めている楽しい会話であり、愛情を感じる言葉なのです。
まとめ
いかがでしたか?
モテるテクニックとして、女性への気遣いは確かに必要です。
ただし、お約束のようなマニュアル通りのテクニックは、あくまで補助的に使うものです。
女性との会話の基本ができていたり、恋愛経験が多少はある男性であれば、自然な気遣いが出来て、女性も心地よくなります。
女性は、自分のことを心地よくしてくれた男性に対して、好意を抱きます。
それが、好きの始まりということなのです。
女性との会話の基本が出来ていない状況で、【無理をして気遣いを頑張る】ことは、実は無駄な頑張りとも言えるのです・・
酷な話なのですが、ほとんどの婚活男性が恋愛が苦手で、自分に足りていないものは何かがわかっていません。
そのため、「とにかくいろいろなことを補充しなければ」と思いから、闇雲に頑張るのですが…。
補充箱に間違った品物や間違った材料をいくら多く入れても、上手く閉まらなかったり溢れてしまったり、そもそも使い道もないといったことになるのです。
婚活には、無駄な頑張りは必要ありません。
間違った頑張りを必死で闇雲にやってしまっている状況から、いかに脱するかが婚活の成功につながります。
婚活で必要なのは、交際相手への気遣いではありません。